スタッフブログ (2023年11月)
バスに乗ってSLに乗りに行こう!
2023.11.21(コース番号: H4035/添乗員:大谷)
SLパレオエクスプレス乗車体験バスツアーは、全設定日催行決定しております。
ですが、毎年大人気企画につき、すぐにお席が埋まってしまうことをお詫び申し上げます( ;∀;)
11月12日(日)運行のツアーH4035にて、翔んで埼玉、バスで埼玉へ。秩父鉄道の列車旅プチッと体験乗車の企画。
お子さまから大人にも大人気コースをレポートします。みんな目の輝きが違うからね。ホームに入線してくるSLをカメラ抱えて待ち構えていて、皆さん揃って鉄道カメラマン。「白線の内側に下がってお待ち下さ〜い」と添乗員も呼びかける。
蒸気機関車のSL機関士さんにも直接話しかけちゃって、お仕事中にごめんなさ〜い。
SLパレオエクスプレスは、週末のみの運行。一日一往復。始発の「熊谷駅」から終点「三峰口駅」までの56.8キロを、田園風景、荒川、秩父の山々など、広大な自然の中を約2時間40分かけてのんびりと走り、四季折々の美しい車窓を眺めながら、ゆったりとした気分で汽車旅をお楽しみいただけます。
今回のツアーでは寄居駅からSLに乗車。寄居駅~長瀞駅間の下り区間を体験乗車します。
12月3日(日)で、今シーズンの運行終了を迎えるSLパレオエクスプレス。SL乗車のお子さまには、オリジナル缶バッジをプレゼント。
頻繁に走る貨物列車も秩父鉄道ならでは。武甲山から産出されるコンクリートを運ぶ鉄道。貨物専用駅「武州原谷駅」も気になるよね。鉱石列車輸送30周年を迎える今年の秩父鉄道。期を同じくして今年SLパレオエクスプレスは運行開始から35周年を迎えたんだって。おめでとう。
秩父鉄道さん、毎週色んなヘッドマークを掲出して走ってくれるから、セレクトしてくるテーマセンスがユニークで楽しみ。夏にはガリガリ君とのコラボ企画のSLを走らせたり、今月末には「いい風呂(11月26日)の日」を記念した温泉と岩下の新生姜コラボの特別ヘッドマークとか、映える、よね!今日は特にノーマークDay。残念だけど、スタンダードな落ち着いた昭和レトロの旅路を純粋に楽しむのだ。
旅情を掻き立てる寄居駅の線路。SLが来るまでのフリータイム、お客さまは南口で開催の「ちちてつ駅まつり」にお出かけ。
添乗員は下見を兼ねて入線してくる秩父鉄道のホームを隅々まで確認。失敗が許されないお客さま念願のSL乗車体験。万全な体制でお迎えします。
大谷もお祭りにも行ってみたかったけど、うかうかしていられません(。ŏ﹏ŏ)
こちらのツアーではさらに旅を盛り上げるお弁当を、ご用意。
今日の指定席は3号車。さっそくお席に添乗員がお弁当を運びますからね〜。
秩父名物のわらじかつ、豚の味噌漬け、みそポテト、しゃくし菜漬け等。車窓から景色を眺めながら〜とはいかず、食べるのに皆さん夢中。
SL車内にオリジナル列車カードが設置されているわよ。カードの種類は季節ごとに変わるから、コンプリート目指して集めている人も!
この時期に配布されているカードの仕様は黄色い紅葉の秩父路を走り抜けるSL。表は四季折々のSLパレオエクスプレス、裏面はSLパレオエクスプレスの歴史が詳しく。カードを4種すべて集めると裏面のデザインが完成するらしい!
すでにseason4。今年はもはや手遅れ(-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩___-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩)
SLとの記念撮影に夢中になっちゃって、定時に汽車が出発したら、後続の特急電車に乗って長瀞駅まで追いかけてこられるから安心、(´;ω;`)か?
例年11月中旬~下旬は、長瀞地区の紅葉が見頃よ。
名勝および天然記念物「長瀞」の岩畳へ。長瀞駅から歩いて5分。
迎えてくれたのは、長瀞ライン下りの船頭のお兄さん。「今日は荒川の水が少ないから、周遊船だよ〜」
和船に乗りながら紅葉した木々とゴツゴツとした岩肌を写真に撮って、ゆったりと瀞場を一周します。水しぶき浴びる急流下りは、またの機会に!
長瀞駅のお隣の駅「上長瀞」駅にある月の石もみじ公園。日本紅葉の名所100選ですって。
長瀞紅葉まつりが今年も11月1日から30日まで開催されています。
お祭り期間は夜はライトアップされるからもっと賑わいそう。公園手前にある埼玉県立自然の博物館さんも、館庭のカエデと館内の巨大ザメ「カルカロドンメガロドン」復元模型を、17時からライトアップしているらしい。(11月23日まで)
暗闇に浮かび上がる巨大ザメは、幻想的なカエデの紅葉とは相反し、ある意味恐怖!
埼玉が海だった時代を知ることが出来る博物館。SLパレオエクスプレスの名前の由来となった謎の海獣「パレオパラドキシア」の復元模型や実物の骨格化石も展示されてるの!入館料は大人200円の県立プライス。やっす〜い(笑)個人的には紅葉よりこちらが興味深い☜ (↼_↼)
秩父神社の参拝にもご案内いたしますのよ。
ようやく本殿のお化粧直しもすっかり終わって、名工左甚五郎の彫刻「つなぎの龍」や「子宝子育ての虎」などを眺められたわ。境内には菊花展も彩りを添えてくれて、秋を感じる旅路の締めくくりにふさわしい。
お土産は、秩父駅前の「じばさん商店」にて。秩父の地場産品を多数に揃え、地酒の試飲コーナーもワンコインで楽しめます。国産カエデシロップを使った甘いお菓子がオススメよ。
秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は、来月12月2日・3日開催。京都祇園祭・飛騨高山祭とともに、日本三大曳山祭。キンと張りつめた寒さにも負けず、熱い祭りを見に行くならこちらも是非はとバスツアーで!
H4035「秩父鉄道SL列車&長瀞ラインくだりと月の石もみじ公園の紅葉」ツアーの席が取れなかった人は、
宿泊ツアーP2013「日本三大曳山祭・秩父夜祭と湯けむり水上温泉&初物いちご狩り」(12月3日発)がオススメ!
空前の埼玉ブームが、再来の予感!
はとバスより愛をこめて
添乗員 大谷